どんなに粘っても、シンクだけを譲ってもらうのは無理ということがわかり、とりあえず、ショールームでTOYOのキッチンの設計図をもらって帰ってきた。その設計図をTさんに見せると、そっくりなシンクを、板金屋さんにつくってもらえるという。さっそく見積もりを取ってもらうと、シンクだけでなく、ステンレスを使うレンジまわり、レンジフードと合わせて、なんと16万円とのことだった。実際に出来上がってきたシンクを見て、感激した。
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まさに一目惚れの、あの美しいTOYOのシンクとそっくり。ステンレスも、通常より厚い1・5ミリを使ってもらったので、高級感もある。しかも、このシンクの上に載せる水切り板まで、板金屋さんは、本物そっくりにつくってくれた。我が家の台所が予算の100万円以内で納まったのは、このシンクとレンジまわりのコストダウンによるところが大きいかもしれない。ほかは、すべて木で、材料代と大工の手間賃で済んだからだ。キッチンのシンクをはめ込む台は、Oさんの用意してくれた大分県英彦山の樹齢400年の鬼杉を2枚に張ったもの。厚さ10センチというのは対面キッチンとしては、なかなか重厚なつくりで、幅2メートル、横90センチもある。その鬼杉のテーブルの真ん中に、どんな大量の洗い物でもこなせ、しかも機能的なTOYOのシンクのそっくりさんが納まった。
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