日本の預金利率は、史上最低の状態です。定期預金の金利が〇・三%程度では、タンス預金とさほど変わりありません。このため、外国の金利と日本の金利の格差はかつてないほどに開いています。外貨の金利は、シティバンクの一九九六年十月二〇日現在の一年もの定期預金でみると、米ドルが二・八八%、英ポンドが一・一八%、イタリア・リラが四・四五%、ニュージーランドドルに至ってはなんと、一三・五%という高金利です。仮に一〇〇〜三〇〇万円を日本の定期預金に預けていても、一年に二五〇〇円くらいの利息しかつきませんが、一・八五%の米ドルで預ければ二万八五〇〇円の利息を得ることができます。日本の定期預金の一〇倍近い利息を得ることができるわけです。外貨預金のもう一つのメリットは、外貨預金するときと引き出すときのタイミングを選べば、為替レートの変化によって大きな利回りを得ることができる点です。外貨限金の円建てでの収益をみると、「円高のときに外貨預金して、円安のときに円に戻せば」為替差益が発生します。
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